『BLEACH』ユーハバッハの目的と能力を解説!目の秘密や最後・一護に敗れた理由も考察

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『BLEACH』千年血戦篇で、死神たちの前に最大の敵として立ちはだかるユーハバッハ。

滅却師の始祖であり、「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」を率いる皇帝として、山本元柳斎重國をはじめとする護廷十三隊を圧倒しました。

ユーハバッハは、未来を見通して書き換える「全知全能(ジ・オールマイティ)」を持つ、作中でも最強クラスの人物です。

この記事では、ユーハバッハが目指していた世界や恐るべき能力、複数に増える目の秘密を詳しく解説します。

さらに、霊王や黒崎一護との関係、圧倒的な力を持ちながら最後に敗れた理由についても、原作の内容をもとに考察していきます。

※ネタバレ注意です。

目次 非表示

ユーハバッハは、滅却師(クインシー)の始祖であり、軍団「見えざる帝国(ヴァンデンライヒ)」を率いる皇帝です。

霊王を倒し、現世・尸魂界(ソウル・ソサエティ)・虚圏(ウェコムンド)の境界をなくすことで、「死の恐怖が存在しない世界」を作り直そうとしていました。

また、自分の魂の一部を他者に与えて能力を開花させ、その人物が死んだあとに力や知識を回収する性質を持っています。

さらに、未来を見通すだけでなく、自分に都合のよい未来へと改変できる「全知全能(ジ・オールマイティ)」を有する、作中屈指の強敵です。

Areo
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ユーハバッハの能力、未来を変えられるなんて強すぎる!

BLEACH、ユーハバッハの画像
引用:BLEACHアニメ千年血戦篇公式サイト

ユーハバッハは、ただ尸魂界を支配しようとしていたわけではありません。

彼が本当に目指していたのは、現世・尸魂界・虚圏の境界をなくし、生と死の区別そのものが存在しない世界を作ることでした。

一見すると「死の恐怖をなくす」という理想にも見えますが、その実現には霊王の排除と現在の世界の崩壊が必要です。

ここでは、ユーハバッハがなぜそのような世界を望んだのか、霊王を倒そうとした理由とあわせて解説します。

尸魂界・現世・虚圏を一つに戻そうとした

ユーハバッハの真の目的は、かつて一つであった「尸魂界(ソウル・ソサエティ)」「現世」「虚圏(ウェコムンド)」の3つの世界を、再び統合することです。

現在の『BLEACH』の世界は、霊王の力によって3つの世界が切り分けられ、均衡が保たれています。

ユーハバッハは霊王を取り込むことでこの均衡を崩し、境界線を消し去ろうとしました。

死への恐怖がない世界を作ろうとしていた

世界を一つに戻す最大の理由は、「生と死の概念そのものをなくすこと」にあります。

3つの世界に分かれる前の原始の世界には、生と死の境界が存在しませんでした。

世界が統合されれば、人は死を恐れる必要がなくなります。

ユーハバッハ自身が死を強く恐れていたため、全世界から「死への恐怖」を取り払うことが最大の動機でした。

霊王を殺そうとした理由

霊王は、3つの世界を分離・維持するための「生贄(礎)」として縛られていた存在です。

世界を元の1つに戻すには、現在の循環構造を維持している霊王を排除・吸収する必要がありました。

そのため、ユーハバッハにとって霊王を殺す行為は、世界を再統合するための必須の工程だったのです。

ユーハバッハの目的は正義だったのか

「死の恐怖がない世界を作る」というユーハバッハの目的は、一概に悪とは言い切れない面を持っています。

  • ユーハバッハ側の立場: 死の苦しみから全生命を救済する試みであり、彼なりの救世の思想に基づいています。
  • 護廷十三隊・一護側の立場: 死があるからこそ人が前を向いて生きる「勇気」が生まれると考え、世界の現状維持を選択しました。

双方に異なる理念が存在するため、単なる「世界征服」のような悪意ではなく、世界観と価値観の対立として描かれています。

Areo
Areo

世界を壊すことだけが目的ではなく、死のない世界を望んでいたんだね

ユーハバッハは、未来を見通して書き換える「全知全能(ジ・オールマイティ)」をはじめ、魂の分与や力の回収、滅却師たちから能力を奪う「聖別」など、規格外の力を数多く持っています。

しかし、ユーハバッハの能力には発動条件や解釈が難しいものもあり、「どこまで無効化できるのか」「本当にすべての未来を変えられるのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。

ここからは、ユーハバッハの強さを一覧でわかりやすく解説します。

能力名概要
魂の分け与えと回収他者に自身の魂を分け与え、成長後に回収して力とする基本能力。
聖文字「A」(ジ・オールマイティ)未来の予知・無効化・改変を行う、全知全能の力。
聖別(アウスヴェーレン)遠方の滅却師から力と生命を強制的に吸収する技。
影移動(シャッテン・ベライヒ)影を介して空間を移動し、侵攻・退避を行う技術。
霊王吸収後の能力霊王の力を取り込み、世界の崩壊と再構築を可能にする神格の力。

魂を分け与えて力を回収する能力

ユーハバッハは生まれたとき、目も見えず耳も聞こえない状態で産まれました。

しかし、触れた者に自分の魂の片鱗を分け与えることで、相手の傷や欠陥を癒やすことができました。

そして分け与えた者が死ぬと、その人物が持ち得た才能や知識、能力がすべてユーハバッハのもとに還元されます。

これにより、彼は生き延び、力を増し続けてきました。

聖文字「A」ジ・オールマイティ

ユーハバッハの真の力であり、シュテルンリッターに与える能力の頂点に位置するものです。

開眼することで「全知全能」の力を発揮します。

未来を見通す能力

ジ・オールマイティの発動時、ユーハバッハは「現在から果てしない未来までに起こり得るすべての出来事」を見通すことができます。

単一の確定した未来だけでなく、無数に分岐する「すべての可能性の未来」を同時に把握できます。

見た能力を無効化する力

ジ・オールマイティによって未来で見通した能力や攻撃は、ユーハバッハに対して一切効果を発揮しなくなります。

敵の初見の技や複雑な術式であっても、未来の時点で知覚していれば、攻撃そのものを理解・無効化することが可能です。

未来を書き換える能力

ジ・オールマイティの本質は、未来を観察するだけでなく「都合の良い未来へ書き換える」点にあります。

これから起きる未来に介入し、自分が優位になる結果(例:罠の設置、攻撃のヒット、自身の死亡という結果の打ち消しなど)を直接確定させることができます。

聖別(アウスヴェーレン)

遠方にいる任意の滅却師(クインシー)から、力や生命力を強制的に奪い取る技です。

光の柱を照射して対象から霊力を吸い上げ、別の滅却師へ与えて蘇生・強化させることも可能。

不要と判断された者は力を奪われて命を落とします。

影を使った移動と侵攻

影の空間「影の領域(シャッテン・ベライヒ)」を経由して、離れた場所へ一瞬で移動する技術です。

実際に、尸魂界の瀞霊廷の影の中に「見えざる帝国」を潜伏させ、死神たちの隙を突いて大規模な侵攻を行いました。

霊王を吸収したあとの能力

霊王を取り込んだユーハバッハは、溢れ出るほどの膨大な霊圧と、黒い泥のような物質を全身から放出する姿へと変化します。

世界の根幹を支える霊王の力を手に入れたことで、現世・尸魂界・虚圏の3つの世界を破壊し、一つへと再統合するほどの超常的な力を獲得しました。

Areo
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「全知全能」でも絶対に負けないわけではなかった…

ユーハバッハは「全知全能(ジ・オールマイティ)」を発動すると、瞳の中にある黒目が増えたような特殊な姿へと変化します。

初めて見た人の中には、「なぜ目が増えるの?」「能力とどのような関係があるの?」と疑問に感じた人も多いでしょう。

この目の変化は、ユーハバッハが複数の未来を見通せるようになったことを示す演出と考えられています。

ここからは、目が増える理由や「全知全能」との関係、作中で描かれた変化についてわかりやすく解説します。

複数の瞳はジ・オールマイティ発動の証

ユーハバッハの瞳が分裂して複数に増える現象は、彼の能力「全知全能(ジ・オールマイティ)」が覚醒・発動したことを示す視覚的な兆候です。

能力が発動すると、虹彩が分裂して1つの眼球内に複数の瞳孔が現れます。

この開眼によって、すべての未来を見通す力が使える状態になります。

目はいくつに増える?

  • 開眼時(通常発動): 左右それぞれの眼球内に瞳孔が「3つずつ」現れます。
  • 霊王吸収後: 霊王を取り込んだ後は、全身を覆う黒い奔流(泥状の霊圧)の上に「無数の目」が無秩序に浮かび上がる姿へと変貌します。

目を閉じていた理由

ユーハバッハは「900年を経て鼓動を取り戻し、90年を経て理知を取り戻し、9年を経て力を取り戻す」という「封印されし滅却師の王」の伝承に従って力を取り戻していました。

この「9年」の期間が満ちる前に目を開いて能力(ジ・オールマイティ)を発動させてしまうと、制御しきれずに力を与えたすべてのシュテルンリッターの能力を奪い尽くしてしまう危険があったのです。

そういった理由から、故意に瞳を閉ざしていました。

和尚との戦いで目を開いた意味

霊王宮での兵主部一兵衛(和尚)との戦いにおいて、ユーハバッハは「9年」が満ちる寸前に追い詰められ、開眼を決断しました。

これにより「ジ・オールマイティ」が完全覚醒。

兵主部の真名塗り潰し(不転太殺界やしら筆一文字など)の能力を「すでに見通した能力」として無効化・書き換え、劇的な逆転勝利を収めることになりました。

Areo
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目が増えるのは、複数の未来を見通す力を表していると考えられるんだ…

ユーハバッハと霊王は、『BLEACH』の世界の成り立ちに深く関わる重要な存在です。

作中ではユーハバッハが霊王を「父」と呼んでいますが、単純な親子関係として受け取ってよいのか、疑問に感じた人も多いでしょう。

また、ユーハバッハが霊王を倒そうとした理由や、霊王の力を取り込んだことで何が起きたのかも、物語の核心につながっています。

ここからは、2人の関係やそれぞれの目的、霊王吸収後の変化についてわかりやすく解説します。

ユーハバッハは霊王の息子なのか

劇中でユーハバッハは、霊王のことを「我が父」と呼んでいます。

ただし、一般的な生物学上の親子関係であるかどうかについての明瞭な設定は作中で明言されていません。

ユーハバッハは霊王から分かたれた存在、あるいは霊王の特異な力(世界の循環や生贄としての役割)を引き継ぐ後継者・概念的な子としての位置づけであると考えられます。

霊王を憎んでいた理由

ユーハバッハが霊王に対して抱いていた感情は、単なる憎悪というよりも「世界の歪みを作り出した元凶に対する無念と侮蔑」に近いものです。

霊王はかつて死神(綱彌代家をはじめとする五大貴族の祖先)によって手足を削がれ、臓器を抜き取られた上で、世界を繋ぎ止める「生贄の柱(不完全な礎)」として縛られ続けていました。

ユーハバッハは、実の父ともいえる存在が死神たちの都合によって無残な姿にされている状況を、強く憎んでいました。

さらに、その犠牲の上に成り立つ歪んだ世界の仕組みそのものを、不完全で不条理なものとして拒絶していたのです。

霊王を吸収して何になった?

霊王を殺害・吸収したユーハバッハは、世界の均衡を維持する「新たな礎」となると同時に、自らの意志で世界を解体・再構築できる「神」に等しい存在へと変貌しました。

霊王の力を取り込んだユーハバッハは、全身から膨大な黒い泥状の霊圧をあふれさせる異形の姿へと変化しました。

そして、三つの世界を崩壊させ、かつての「死のない一つの世界」へと創り変えられるほどの絶大な力を手に入れたのです。

三つの世界を一つにしようとした理由

ユーハバッハが三つの世界(尸魂界・現世・虚圏)を一つに統合しようとした理由は、「死」という概念と恐怖を世界から消滅させるためです。

元々一つの世界だった場所が死神の手によって三つに分割されたことで、「生と死の境界」が生じ、人は死の恐怖に怯えるようになりました。

ユーハバッハは霊王を吸収して境界線をなくすことで、すべての生命を死の恐怖から解放しようとしたのです。

Areo
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ユーハバッハが霊王を「父」と呼ぶ関係は、かなり複雑そう…

ユーハバッハは黒崎一護を「闇に生まれし我が息子」と呼び、ほかの死神や滅却師とは異なる特別な存在として扱っていました。

なぜ敵である一護に目をかけていたのか、その理由が気になった人も多いでしょう。

一護は死神・虚・滅却師など複数の力を持つ、作中でも極めて特殊な存在です。

ここからは、ユーハバッハが一護を特別視していた理由や、2人の血筋と能力の関係についてわかりやすく解説します。

一護を「闇に生まれし我が息子」と呼んだ理由

ユーハバッハが黒崎一護を「我が息子」と呼ぶのは、生物学的な親子だからではありません。

すべての滅却師(クインシー)の体内にはユーハバッハの血(魂の片鱗)が流れており、彼はすべての滅却師を自らの「子」と捉えています。

また「闇に生まれし」という言葉は、本来なら出会うはずのない死神の父(一心)と滅却師の母(真咲)という「光と影の混ざり合い」から生まれた異質な存在であることを示しています。

一護の母・真咲との関係

一護の母である黒崎真咲(くろさきまさき)は、純血種の滅却師(純血血装)でした。

かつて真咲は虚(ホロウ)の「ホワイト」の攻撃を受け、魂魄の中に虚の力が侵入したことで「虚化」の危機に瀕しました。

その後、真咲は「聖別(アウスヴェーレン)」によってユーハバッハに力を奪われ、結果としてグランドフィッシャーから自身と一護を守ることができず命を落としています。

一護の中に滅却師の力がある理由

一護は、滅却師である母・真咲の血を継承しているため、生まれつき体内に滅却師の力を宿しています。

母の魂を蝕んでいた「虚の力」と「滅却師の力」が一護にそのまま遺伝。

さらに死神の父の血が交ざり合ったことで、死神・滅却師・虚・完現術(フルブリング)という多様な能力の資質を同時に持つ特異な存在となりました。

一護の斬月とユーハバッハが似ている理由

一護の精神世界に現れる「斬月のおっさん」の姿がユーハバッハと酷似しているのは、その正体が「一護の中に眠る滅却師の力(=ユーハバッハの遺伝子・魂の化身)」だからです。

その姿は、約1000年前のユーハバッハの姿を反映しています。

おっさんは一護が死神として覚醒するのを防ぎ、死神の力(本来の斬月=内なる虚)を抑制・偽装するために自らを「斬月」と名乗っていました。

Areo
Areo

一護を「我が息子」と呼んでいた理由がやっと分かった!

TVアニメ『BLEACH 千年血戦篇-禍進譚-』メインPV

未来を見通し、都合の悪い結末さえ書き換える「全知全能(ジ・オールマイティ)」を持つユーハバッハは、『BLEACH』でも屈指の強敵です。

霊王の力まで取り込み、圧倒的な力を手にした彼が、最後にどのように敗れたのか気になる人も多いでしょう。

ここからは、黒崎一護との最終決戦や石田雨竜が放った「静止の銀」の役割、ユーハバッハが迎えた結末まで、物語のネタバレを含めてわかりやすく解説します。

一護の卍解を未来で破壊する

最終決戦において、一護は新たな卍解「天鎖斬月」を発動しますが、ユーハバッハは発動直後の未来へ介入し、能力を使う隙すら与えずに卍解を直接破壊しました。

ジ・オールマイティの力により、一護の強力な攻撃は未来の時点でことごとく無効化・破壊され、一護は一度絶望へと叩き落とされます。

藍染の完全催眠に惑わされる

追い詰められた一護を助けるため、藍染惣右介(あいぜんそうすけ)が参戦し、鏡花水月の能力「完全催眠」を行使します。

すべての未来を見通せるユーハバッハでしたが、「見ている未来(視界)そのものを誤認させる」藍染の催眠術により、一護の姿を藍染や恋次と誤認させられました。

これにより、未来予知の精度を狂わされ、無敵の能力に隙が生じました。

石田雨竜が「静止の銀」を撃ち込む

藍染の足止めによって隙が生まれた一瞬を突き、石田雨竜が「静止の銀」で作られた矢をユーハバッハの胸に撃ち込みます。

静止の銀は、ユーハバッハが聖別を行った際に滅却師の心臓に生じる銀の血栓から作られたものです。

ユーハバッハの血と混ざり合うことで、彼のすべての能力を「ごくわずかな一瞬」だけ完全に停止させました。

一護の斬月によって倒される

静止の銀によってジ・オールマイティの未来改変が封じられた一瞬、一護が渾身の力で斬りかかります。

ユーハバッハは打ち砕いたはずの一護の剣(外殻)を破壊しますが、その内側から現れたのは、かつて一護が使っていた「最初の斬月」の姿でした。

能力が停止した状態のユーハバッハはこれを防ぎきれず、一護の一撃によって一刀両断され撃破されました。

ユーハバッハの死後に残ったもの

ユーハバッハの敗北後、彼の遺骸は新たな「世界の礎(霊王の代わり)」として人界・尸魂界・虚圏の均衡を繋ぎ止める役割を担わされることになりました。

また、敗北から10年後、彼の霊圧の「残滓」が尸魂界にわずかに現れましたが、一護と織姫の息子である黒崎一勇(かずい)がその残滓に触れたことで完全に消滅しました。

Areo
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石田雨竜の「静止の銀」が、最後の決め手になったのは驚いた!

未来を見通して書き換える「全知全能(ジ・オールマイティ)」を持ちながら、ユーハバッハは黒崎一護たちとの最終決戦で敗北しました。

圧倒的な力を誇る彼がなぜ負けたのか、疑問に感じた人も多いでしょう。

ユーハバッハの敗北には、石田雨竜が放った「静止の銀」や、一護の斬月、藍染惣右介の鏡花水月など、複数の要因が重なっています。

ここからは、最終決戦の流れを振り返りながら、ユーハバッハが敗れた理由をわかりやすく解説します。

藍染の完全催眠を見抜けなかった

ジ・オールマイティは「これから起こる未来を見る」能力ですが、藍染の鏡花水月による「完全催眠」にかかっていたため、ユーハバッハが知覚した未来そのものが偽りの情報にすり替えられていました。

見ている未来を正しく把握できなかったことで予知に致命的なズレが生じ、結果として攻撃の回避や未来の書き換えが遅れる原因となりました。

石田雨竜と竜弦の行動を予測できなかった

ユーハバッハは、聖文字「A(アンチシーシス)」を持つ石田雨竜の動向や、隠密に行動していた石田竜弦の介入を完全には把握できていませんでした。

聖別を逃れた滅却師たちの離反や、一族の知識を結集して対策を練っていた竜弦たちの陰の行動は、ユーハバッハの予知の死角となったのです。

「静止の銀」によって能力が止まった

石田雨竜によって撃ち込まれた「静止の銀」の矢が最大の決定的打撃となりました。

静止の銀がユーハバッハの血液と接触したことで、一瞬だけすべての能力が停止。

これにより、死の運命すら書き換えるジ・オールマイティの発動が完璧に阻害され、無敵の防御が崩れ去りました。

一護の斬月を完全には破壊できていなかった

ユーハバッハは未来改変によって一護の新しい卍解を破壊したと過信していました。

しかし、一護の剣の外殻が砕けた際、その中から現れたのは「かつての姿である最初の斬月」

ユーハバッハはこの「変化の真相」と「真の刀身」を見くびっており、静止の銀で能力が止まった絶望的なタイミングでその刃を受けることになりました。

自分が見た未来を夢だと思い込んだ

決戦の前に、ユーハバッハは「一護の斬月によって自身が一刀両断される未来」をジ・オールマイティで事前に視認していました。

しかし、ハッシュヴァルトが夢を通じて見せたその映像を、ユーハバッハ自身が「単なる不吉な夢」に過ぎないと判断し、深刻な警告として捉えなかったのです。

結果として、現実となったその瞬間に対処が間に合いませんでした。

Areo
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藍染の鏡花水月までユーハバッハに通用したのが熱かった!

黒崎一護との最終決戦に敗れたユーハバッハですが、その後も彼の力や影響は完全には消えていません。

そのため、「本当に死亡したのか」「どこかで生きている可能性はあるのか」と疑問に感じる人もいるでしょう。

ここからは、原作最終回や小説で描かれた内容をもとに、ユーハバッハの生死や敗北後の扱い、復活の可能性についてわかりやすく解説します。

尸魂界に残ったユーハバッハの力

ユーハバッハの肉体は、一護との戦いによって滅ぼされました。

しかし、彼の膨大な霊力そのものが完全に霧散したわけではありません。

敗北後のユーハバッハの「遺骸」は、死神(零番隊)の手によって回収され、失われた霊王の代わりに三つの世界を繋ぎ止める新たな「礎(楔)」として尸魂界の奥底に安置されました。

生物としての生命活動は停止していますが、世界の崩壊を防ぐ柱として存在し続けています。

一勇が消した黒い霊圧の正体

決戦から10年後、尸魂界の各地でユーハバッハの残存霊圧が観測され、一護たちの住む空座町にもその黒い霊圧の塊が出現しました。

この黒い霊圧に対し、一護と織姫の息子である黒崎一勇(かずい)が手を触れた瞬間、霊圧は跡形もなく消滅しました。

この現象については、以下の説が存在します。

ユーハバッハの執念の残滓説:ユーハバッハが死に際に残した「10年後の平和な未来を打ち砕く」という呪いのような力が時を経て現れたが、一勇の持つ特殊な能力によって処理されたという見方です。

一勇の能力による吸収説:力を消滅させたのではなく、一勇が能力によって自らの中に吸収・無効化したのではないかという考察もあります。

ユーハバッハが復活する可能性はある?

原作漫画および公式小説『BLEACH WE DO knot ALWAYS LOVE YOU』を含め、ユーハバッハが意思を持った存在として再臨・復活した描写はありません。

復活の可能性については、作中の設定から以下のように考察されています。

・可能性は限りなく低いとする説: 彼の意思と肉体は完全に滅んでおり、残された遺骸は霊王として固定されています。また、最後に残った力(残滓)も一勇の手で消滅したため、自力で意識を取り戻して復権する可能性は極めて低いと考えられます。

・力の悪用・再利用の懸念: 肉体と霊圧が世界の礎として残っている以上、過去に綱彌代家らが霊王に行ったような「他者による加工や利用」の対象となるリスクは否定できません。ただし、これはユーハバッハ自身の意思による「復活」とは異なる概念です。

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Areo
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一護だけではなく、みんなの力が重なったからこそ勝てたんだね

ここからは、ユーハバッハに関するよくある質問を取り上げ、原作で描かれた内容をもとにわかりやすく解説します。

ユーハバッハと「斬月のおっさん」の関係は?

「斬月のおっさん」は一護の中に眠る「滅却師(クインシー)の力」の化身であり、約1000年前のユーハバッハの姿をしています。

ユーハバッハ本人ではありませんが、彼の血と魂の遺伝子が形となった存在です。

ジ・オールマイティ(全知全能)の弱点は何?

主な弱点は以下の3点です。

  • 知覚を狂わされること: 藍染の「完全催眠(鏡花水月)」により、見ている未来そのものを誤認させられました。
  • 「静止の銀」: 聖別によって生じる銀を胸に撃ち込まれると、ごく一瞬だけ全能力が完全に停止します。
  • 過信と誤認: ハッシュヴァルトが見せた「自分が倒される未来(夢)」を、ただの不吉な夢だと勘違いして対策を怠りました。

ユーハバッハを演じた声優は?

ユーハバッハを演じたのは、菅生隆之(すごうたかゆき)さんです。

重厚感のある低い声と威厳を感じさせる演技によって、圧倒的な力を持つユーハバッハの恐ろしさやカリスマ性を表現しています。

また、洋画の吹き替えでも活躍しており、長年の経験に裏打ちされた落ち着きと迫力のある演技が魅力です。

【プロフィール】

名前:菅生隆之(すごう たかゆき)
生年月日:1952年8月1日
出身地:千葉県旭市
血液型:非公開
事務所:フクダ&Co.

【出演作】

  • NARUTO -ナルト-(初代火影・千手柱間)
  • 銀魂(泥水次郎長)
  • 東京喰種トーキョーグール(芳村)
  • ゴールデンカムイ(永倉新八)
  • バキ(愚地独歩)
  • わたしの幸せな結婚(今上帝)
  • 明治撃剣-1874-(岩倉具視)
  • 怪獣8号(伊丹啓司)
  • 光が死んだ夏(武田の爺さん)
  • 名探偵コナン 100万ドルの五稜星(福城良衛)
  • 映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城(ポセイドン)
  • 獣電戦隊キョウリュウジャー(百面神官カオスの声)
  • クリミナル・マインド 国際捜査班(デヴィッド・ロッシ)
  • デスパレートな妻たち(カール・メイヤー)ほか
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理想はあっても、そのために大勢を犠牲にするやり方は恐ろしい…

ユーハバッハは、未来を書き換える「全知全能(ジ・オールマイティ)」や、他者に分け与えた魂と力を回収する能力を持つ、作中でも規格外の強敵です。

霊王を「父」と呼び、三つに分かれた世界を崩壊させて、死の存在しない一つの世界へ戻すことを目的としていました。

最終決戦では、石田雨竜の「静止の銀」によって能力が一時的に封じられ、藍染惣右介の鏡花水月による錯覚も重なったことで、一護の斬撃を受けて敗北しました。

圧倒的な力を持ちながらも、仲間たちの連携や本人の油断によって倒されたユーハバッハ。

単なる悪役ではなく、霊王への複雑な感情や、死のない世界を求める独自の思想を持っている点も、彼の恐ろしさと魅力につながっています。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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